・中古として購入した築３８年のマンションをリフォームをしたい。
・キッチンを位置を変えて、ワンルームにリフォームし、可動収納で部屋を間仕切りたい。
・水まわりも全てリフォームしたい。（在来工法（タイル式）で）
・予算の中で収める提案をしてほしい。
・白を基調とした空間にし、ポーターズペイントのチョークボードペイント（黒板塗料）を塗りたい。

那覇市内に築３８年の中古マンションを購入したＴさん。
床面積は１７坪で物件価格は約５００万で、リノベーション費用も入れてトータルで１０００万の予算で計画。
スペース＆予算が限られているため、間取りはあくまでもワンルームにし、収納を兼ねた可動棚でフレキシブルに間取りを変えられる、まさしく「トランスフォーム・リノベーション」を実行。

キーとなく可動棚は仕切りと収納を兼ねた多機能な棚で、キャスター付きでどこでも固定ができ、その他照明は移動できるレールタイプに変更。
コンセントは家具と干渉しないように壁付けにして高い位置に設置している。
寝室スペースには既製品の畳ベッドが格納できるようになっていて、スペースの無駄が出ないように工夫されている。

内装は白を基調とした明るくシンプルな塗装仕上げで、床は無垢材（パイン材）でナチュラルな雰囲気を演出。
設備機器は予算を抑えるためデザイン性が高くコストパフォーマンスのよいサンワカンパニー製を多用した。
また、アクセントになっている黄緑の壁は黒板塗料になっておりチョークで絵が描けるため、子供達のための自由なキャンパスとなっている。

ライフスタイルの変化に応じて、どれだけのパターンの間取りが生まれるのかとても楽しみなリノベーションとなった。