・築1４年でさほど古くないため、既設を利用して予算を抑えながらもイメージをガラッと変えたい
・自宅で飲み会等を多く開催するので、お客さんの目を惹くような内装にしたい
・イメージは１００年の時を感じる用なビンテージ感のある空間
・キッチン周りの収納はできるだけ多く確保したい

那覇市に築１４年の中古マンションを購入したＯさん。
那覇市内にアクセスの良いマンションを探しており、何件か物件見学をしながら、当初の予算よりも高い物件ではあったが、立地と広さが気に入り本マンションを購入することになった。

会社経営をされていることもあり、自宅にスタッフや友達を呼んで飲み会等を開く機会も多くなるため、内装は全面的にこだわりたいが、築年数も１４年と古くなく、フルリノベーションが必要というほどでもないため、既設利用し予算を抑えながらも、１００年の時を感じさせるようなヴィンテージ感のあるリノベーションに挑戦した。

弊社でリノベーションした物件をいくつか見て頂きながら、イメージを共有。テーマはヨーロピアンヴィンテージに。
床は既設の上から塩ビタイルを貼り、来客の方が目にする、玄関からＬＤＫ、トイレの内装には徹底的にこだわった。
特に、ＬＤＫはヴィンテージ感を演出するため天井はコンクリートむき出しにし、武骨な配管パイプやスイッチを使用し、壁はオーストラリアの輸入塗料のポーターズペイントで仕上げにし、ブルー系のライムウォッシュのアクセント壁が存在感を出す。

キッチンの位置は対面に変更し、シンプルながら存在感のある白のモザイクタイルを貼ったカウンターを造作。
キッチンはＬＤＫからは見えないため一般的なシステムキッチン（W=3000）を採用。背面には既製品のラックが入る大容量の収納スペースを確保し、キッチン横にも使い勝手のよい収納とオープン棚を作成した。
その他、ユニットタイプだったトイレは撤去して内装を一新し、各個室はコストを抑えるためクロス＆塩ビタイル仕上げにするも、アクセントクロスでオリジナリティは忘れずに。

コストを重視し抑えるところは抑えながらも、ヴィンテージ感を演出し、人を呼びたくなるＯ様も大満足なリノベーションとなった。